アトランタ市議会OKの警察と消防士訓練センターへの資金を批判者らは「コップシティ」と呼ぶ

2023年6月6日 / 午前6時31分 / CBS/AP

アトランタ市議会は火曜日、提案されている警察と消防士の訓練センターの建設のための資金提供を承認したが、市庁舎に詰めかけ、「コップシティ」と非難するこのプロジェクトに激しく反対して何時間も演説した数百人の活動家の嘆願を拒否した。

11対4の投票は、この取り組みに対する大幅な反対にもかかわらず、9,000万ドルのプロジェクトを就任1期目の大部分に据えてきたアンドレ・ディケンズ市長にとって重要な勝利である。

分散型の「ストップ・コップ・シティ」運動は、特に1月にキャンプ中だった「トルトゥギータ」として知られる26歳の環境活動家マヌエル・パエス・テランが警察に射殺された事件を受けて、全国からの抗議活動参加者を活性化させた。デカルブ郡で提案されているプロジェクトの場所近くの森。

約14時間にわたり、住民らは何度も壇上に上がり、黒人が多数を占める貧しい地域にある都市の大規模な森林に巨大な施設を建設するのは公金の甚だしい乱用だとして、このプロジェクトを非難した。

地元の社会正義非営利団体「ビラブド・コミュニティ・ミニストリーズ」のエグゼクティブ・ディレクター、マシュー・ジョンソン氏は、「私たちはここで、市議会史上前例のない動きに対して、敵対的ではないにしても無反応な政府に対して訴えを起こしている」と述べた。「私たちは、環境上の人種差別と警察の軍事化を阻止するためにここにいます。...私たちはすべての社会問題の唯一の解決策として警察を使用するのではなく、基本的なニーズを満たすことに戻る必要があります。」

このトレーニングセンターは2021年9月に市議会によって承認されたが、より多くの資金を得るには追加の投票が必要だった。市当局者らは、85エーカーの新キャンパスは不十分な訓練施設を代替し、3年前の警察の残虐行為と人種的不正義に対する全国的な抗議活動後に悪化した警察官の採用と維持の困難に対処するのに役立つと述べている。

しかし、全国の活動家らも加わった反対派は、警察のさらなる軍事化につながり、警察の建設が環境破壊を悪化させることを懸念していると主張している。デモ参加者は少なくとも昨年からこの場所でキャンプを行っており、警察は彼らが損害を与え、法執行官などを攻撃したと発表した。

220人以上がトレーニングセンターに対して公の場で反対の声を上げたが、少数はディケンズの判断を信頼すると支持の声を上げた。

市議会議員らは、敷地建設に3,100万ドルの公的資金を投入することと、施設使用料として市が3,600万ドル（30年間で年間120万ドル）を支払うことを義務付ける条項を承認することに同意した。残りの9,000万ドルのプロジェクトはアトランタ警察財団への個人の寄付から賄われることになるが、市当局者はつい最近まで公的義務は3,100万ドルに過ぎないと繰り返し述べていた。

CBSアトランタ系列局WANF-TVの報道によると、アトランタ市の副最高執行責任者ラチャンドラ・バークス氏は、市はすでに他の施設の運営費として年間140万ドルを支払っていると述べた。

同局によると、同施設のソフトオープンは現在12月20日に設定されているという。

非常に精査されたこの投票は、保釈金を提供し、逮捕された抗議活動参加者の弁護士探しを支援してきたアトランタ連帯基金を率いる主催者3人が水曜日に逮捕されたことを受けて行われた。

検察は資金の一部を「森林擁護者」の暴力行為に資金提供するために使用したとして、3人の活動家をマネーロンダリングと慈善活動詐欺の疑いで告発した。令状では、「ガソリン、森林清掃、トートバッグ、新型コロナウイルスの迅速検査、メディア、庭の看板」などの費用の償還を挙げている。しかし、この容疑は人権団体を警戒させ、ジョージア州の民主党上院議員の両氏は週末に懸念を表明する声明を発表した。

ラファエル・ウォーノック上院議員は、公民権運動では保釈金が重要な役割を果たしたとツイートし、活動家らが住んでいた家を重武装した警察官が襲撃する映像は「現在の紛争を活性化させるまさに疑惑、つまり懸念を強化するものである」と述べた。グルジア人は過剰な取り締まり、民主主義における反対派の鎮圧、そして警察の軍事化を問題にしている。」

南部人権センターの弁護士、デビン・フランクリン氏も市議会での演説中に水曜日の逮捕を引き合いに出した。

フランクリン氏は、「これこそが私たちが恐れていることだ。帳簿上の誤りによる逮捕を実現するために軍事化された軍隊が利用されているというイメージだ」と述べた。

アトランタのダウンタウンでパトカーが放火された1月の抗議活動や、150人以上の覆面デモ参加者が警察を追い払った3月の襲撃事件など、暴力や破壊行為の多くの事例が分散型の「ストップ・コップ・シティ」運動と関連している。建設現場で建設機械に放火され、その後逃走し、近くの音楽祭の群衆に紛れ込んだ。これら2つの事件により40人以上が国内テロ容疑で起訴されたが、検察はこれまでのところ、逮捕者の多くが実際に暴力に参加した人物であることを証明するのに苦労している。

月曜日、安全上の懸念の表れとして、市庁舎全域に数十人の警察官が配置され、当局は一時的に建物内で禁止されているもののリストに「液体、エアロゾル、ジェル、クリーム、ペースト」を追加した。

会議開始から6時間後、エモリー大学の宗教教授サラ・マクリントック氏が壇上に上がり、研修センターの建設を拒否するか、少なくとも再考するよう議員らに訴えた。

「我々はそれを望まない」とマクリントック氏は語った。「私たちはそれを望んでいません。なぜなら、それは生命に貢献しないからです。それは平和の制度ではありません。それは私たちが愛する私たちの街にとって前進するための手段ではありません。」

初公開日 2023 年 6 月 6 日 / 午前 6 時 31 分